ドローンには「FPV」という機能が付いています。なんの略かというと「First Person View」に略です。意味としては一人称視点という意味で、いったいどんな機能なのか?紹介していきます。

ドローンの一人称視点というとドローンを使ったことがない人はイメージしづらいのではないでしょうか。このFPVではドローンが見ている映像を、ゴーグルなどを介してまるで自分がドローンに乗っている時の映像を見ることができます。

例としては例えば花火大会を上空から見てみたいという時にこのFPVを使います。そうするとまるで自分が空中から花火を見ているような視点で花火を見れるという訳です。ただ花火などをFPVで見る場合は、ドローンを飛行させるルールから事前に許可を取る必要があるので注意してください。

このFPVは他にもドローンのレースにも使われることがあります。自分がドローンに乗ってレースをする感覚を味わうことができるため、よりリアルなレースを体感することができます。

このFPV機能を使ったドローンレースの大会もあるので、興味があるなら出場してみるのも良いでしょう。ただし比較的上級者向けになるので、ドローンを始めたばかりの人は操作に慣れてからにしましょう。

FPV機能を使うためにはドローンにシステムが搭載されている必要があります。システムと聞くと難しく感じるかもしれませんが、FPV用のカメラを取り付けるだけです。

機体によっては最初からこのFPV機能が付いているドローンもあります。最初からついていればそのまま使うことができるので、後付けの必要はありません。ただ、最初からついているFVP機能に不安があった場合は付け替えてもOKです。

注意点としてFPVがついているドローンというのは高額の場合が多いです。そのため個人ではなかなか手を出しにくいと思うので、そういった場合は後からつけるとよいでしょう。

後からつける場合はコストをかなり削減することができます。カメラにもよりますが1万円以下のカメラもあるし、モニターも1万円未満で購入することができます。

安くてもスペックが高いFPVシステムもあるため、最初からFPVがついているドローンに手が出せないなら後付けするとよいでしょう。

FPVはスマフォとかタブレットにも映像を連動することもできます。タブレットでは大きい画面で映像を見ることができるためより迫力のある映像を楽しむことができます。

改めてタブレットを購入する必要はありませんが、興味があるならタブレットとも連動してみるとよいでしょう。FPVはゴーグルを利用することが多いですが、ゴーグルをすると周りが見えにくくなってしまいます。

周りが見えにくく危険性もあるため、ゴーグルを利用する場合は周りに危険がない場所で利用するようにしましょう。FPVはドローンレース以外の利用方法もあります。

例えば災害地の映像を見るとか、地形の調査にも利用することができます。普段なら見えない映像とか、地上からしか見たことない景色を空中から見ることができるのでFPVがあればドローンの楽しみ方も楽しむことができます。