ドローンはどこまでも飛ばせると思っている人はいませんか?ドローンの飛行距離には限界もあるので、どこまでも飛ばせるわけではありません。どれくらいの距離まで飛ばせるのか?気になる人も多いと思うので紹介していきます。

メーカーさんによるとドローンの飛行距離は直線距離で約2kmから2.5mまでと言われています。数値だけ見るとかなり遠くまで飛ばせると思いがちですが、実際はそんなに飛ばせません。

理由としてはまず、ドローンは目視外に飛ばしてはいけないというルールがあるためです。人が目視できる範囲は100mから300mほどなので、ドローンが飛べる距離は100mから300mまでと考えましょう。

他にも理由はあって、ドローンは電波を受信して飛んでいるわけですが、場所によっては電波を受信しづらい場所もあります。例えば建物があるとか障害物があると電波が遮られてしまってドローンを飛ばせなくなってしまいます。

この2つからドローンはあまり遠くまで飛ばすことができないということがわかります。ドローンを遠くまで飛ばして、自分の目では見られない場所を撮影したいと考えていた人は諦めましょう。

ドローンの飛行距離は機体によっても変わってきます。普段使う分には飛行距離をあまり気にする必要はありませんが、もし長距離を飛ばす場合は新しい機体を選ぶようにしましょう。ドローンは新しくなればなるほどその機能も高くなってくるので、それに伴い飛行距離も伸びていると考えてよいでしょう。

初心者がドローンと飛ばす時に注意しておきたいことは、自分の機体がどれくらいまで飛ばせるのかという点です。距離を見極めておかないと、ドローンの操作が効かなくなってしまい、最悪の場合だと墜落してしまう危険性もあります。

初めてドローンを飛ばす場合は、どのくらいの距離までドローンを飛ばせるのか必ず検証するようにしましょう。スマホなどを使えば飛行距離も分かるので、ドローンを飛ばす時に有効活用してみてください。

飛ばしていれば安全に飛ばせる距離というのもつかめるようになってくるので、繰り返しドローンを飛ばす練習をするとよいでしょう。ドローンに自動帰還機能が付いていると安全に練習や距離を測ることができます。

自動帰還機能というのは、もしドローンを見失ってしまった時や操作できなくなってしまった場合に、ボタン一つで手元まで戻ってきてくれる機能です。墜落のリスクも減らせるので初心者の人には欠かせない機能の一つです。

他にも便利な安全機能があるので、初心者の人はなるべく安全機能が充実しているドローンをオススメします。機能が充実すればそれだけ機体の価格も高くなってしまいますが、安全性を考えれば必要経費と考えましょう。

ドローン関連の事故は少ないように見えて結構多く発生しています。知らずに長距離飛ばしてしまい違反になってしまうということもあるので注意しましょう。

知らなかったでは済まされないのでドローンを飛ばすならルールやマナーを守って楽しむようにしましょう。